思索さんは京都学派か
私は京都学派か? 一般的に、京都学派とは、過去に存在した日本思想の一流派のことをいいます。現代において、京都学派に分類される人物は、正式には存在しません。また本来、京都学派というのは、自分で自称するものでもありません。ゆえに、厳密にいえば、私は京都学派ではありません。 しかし、それでも私が京都学派を自称するわけは、それだけ私の活動・思想が、京都学派に影響されているからです。おそらく、京都学派に出会っていなければ、画家としての思索さんも、僧侶としての思索さんも存在していないでしょう。私は建築家ですらなかった ...
思索さんの目指す画家像
「絵=売り物」からの脱却 普通、画家になるというと、絵を売って飯を食う姿を思い浮かべます。個展を開くというと、一枚いくらで売るのか?などの金の話になります もちろん、お金は必要です。それは否定しません。でも、絵を売らなきゃ画家じゃないとか、絵の値段で価値を決めるというのは、まるで見当違いです 「画家=職業」からの脱却 一口に絵とはいっても、絵には色々なあり方があってよい。美を表現する、メッセージを伝える、など、相手に矢印を向けることもあれば、描くこと自体が楽しい、というように、自分に矢印を向ける絵もあるの ...
思索さん年表
建築家としての思索さん 学生時代 建築の専門学校に通い、在学中に二級建築士を取得(※当時は、学校卒業後でないと、一級建築士を受験することが出来なかった) 卒業論文では、建築家クロード・ニコラ・ルドゥーを題材に選び、それ以降、ルドゥーの影響を受ける ルドゥーとはどんな人 ルドゥーは、「アンビルドの建築家」「ユートピア思想家」とも称され、名前の通り、自らの真価を思想上で発揮した ルドゥーが実際に設計した建物は極わずかであるが、それにも関わらず、後世にまで名が記憶されているのは、ルドゥー本人による努力はもちろん ...
自分史
挫折 小学生の頃から、絵を描くのが好きで、実は漫画家志望でした。でも、周りの子よりも飛び抜けて絵が上手かったわけではなく、美術の成績も中の中。中学生になる頃には、すでにその夢を諦めていました。 転機 絵は上手じゃないけど、緻密な作業は得意だったので、中学生の時、美術の先生から建築家をすすめられます。何度も薦められるうちに、すっかりその気になりました。 思想の世界へ 軽い気持ちで入った建築の世界ですが、建築学科2年目の授業で、建築論に触れると、その世界観にすっかりハマります。それまでは、「おしゃれなお家を造 ...