「絵=売り物」からの脱却
普通、画家になるというと、絵を売って飯を食う姿を思い浮かべます。個展を開くというと、一枚いくらで売るのか?などの金の話になります
もちろん、お金は必要です。それは否定しません。でも、絵を売らなきゃ画家じゃないとか、絵の値段で価値を決めるというのは、まるで見当違いです
「画家=職業」からの脱却
一口に絵とはいっても、絵には色々なあり方があってよい。美を表現する、メッセージを伝える、など、相手に矢印を向けることもあれば、描くこと自体が楽しい、というように、自分に矢印を向ける絵もあるのです
バンクシーを見よ
また、相手にメッセージを伝えるにしても、商業から距離をおいてこそ伝えられるメッセージもあります。バンクシーを見よ!彼のやり方が正しいとは断言できませんが、少なくとも「絵=売り物」「画家=職業」という固定概念から脱している彼を、画家は見習うべきではないでしょうか